わくわくプログラミング教室
高専になど行く機会はとんとありません。
でも、木更津には『木更津工業高等専門学校(木高専)』があります。
似たような名前に『市原高等技術専門校(市原技専)』がありますが、
こちらは県立で木高専は国立です。
市原技専は最長2年の専門学校であるのに対し、
木高専は5年で、4年制大学への中途編入の資格も取得できます。
(今回は何ら関係ありませんでしたね、雑学として聞いておいてください。)
そこで『わくわくプログラミング教室』を開催すると言うのです。
ひるみながらも飛びつきました。
「小学生以上」の言葉にひるんだんです。
木高専ではよく小学生を対象にした講座を持ちます。
「今回も…?」
そう思いながらも、「以上」の文字がついているので自分を納得させました。
メールで「受講OK」の連絡をもらたのです。
なぜこの講座に興味を持ったかと言うと「プログラミング」なんです。
私の好奇心は対象を選びません。
ロックオンされるとどんどん関心が深まります。
どちらかと言うと、私は「ひらめき・発想力」が満ち満ちているような気がします。
野次馬とかのぞき屋と言えるかもしれません。
そのままだったら、何ら意味のない凡人ですが、
深く知ることによって一定の納得できる条理へと高まります。
国文学を履修しながら数学の方が好きだと言うことは、
理路整然とした考え方で基本が矛盾なくスッキリするからです。
エジソンは「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」と言ったとか…。
(例えが大げさですね。)
つまりは、「プログラミング」の考え方はロボット製作に留まらず、
他分野でも「あるべき考え方」として重要だと思ったからです。
いざ、木高専へ…。
木高専は校舎が多く、目的地を不案内にします。
九十九坊は建物が99もあったと言いますが、
木高専も伽藍が複雑でいつも私を悩ませます。
返事のメールには地図が添えられ、
敷地内にもルートをわかりやすく表示してくれてありました。
しかし、3階のどの部屋か探してしまいました。
参加者は小学生ばかりです。
何名かお父さんやお母さんが引率してきていました。
老いぼれはこの私だけです。
気にしない、気にしない!
間違いなく私は「小学生以上」です。
講師は情報工学科の齊藤康之氏です。
口調も早く、小学生にはやや言葉が難解かも知れません。
おまけにたった一人で20名ほどの受講生を指導です。
アシスタントは誰もいません。
明日から木高専の試験だと言うのですから、学生も使えません。
それでも講座は始まりました。
使ったソフトはいくつかの機能を部品として、
次々と処理したり、何度も繰り返したり、新しい方向に進めたりすると言う、
いつか似たような物を使ったことがあるプログラムが教材でした。
一つ一つの機能をどうつなぐか、どう繰り返すかなどは、
その個の能力ではないでしょうか…。
正にプログラミングの能力です。
しっかりと身につければ、しっかりとした学力となっていくような気がします。
氏の用意してくれたプリントによれば、
「連接」「反復」「分岐」の学習です。
数学には即使えますが、
内面の分野・心の在り方の学習にも使えないでしょうか。
何か、使えそうな気がします。
終わってからコンピュータ室の教師卓も撮影させてもらいました。
多くの機材が並んでいましたが、生徒にただ送るばかりの機器でした。
生徒から教師へ通信したり、
教師が生徒の状況をモニタリングできるといいのではないでしょうか。
実にいい機会を得ることができました。
もう、こんなことはないのでしょうか。
小学生の間に交じってでもいいから、参加してみたい。
木高専に感謝です。
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