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福ちゃんの里山通信

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木更津の里山から発信します。

初めての試み

だいぶ昔のことになります。
楊枝入れを作りためたことがあります。
骨折以前ですから、半年にはなりましょうか…。
(そんなに「昔」じゃなかったですね。)

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仲間が「素焼き」だけはしてくれてあります。
「釉掛け」せよと言うことで、微調整をしていました。

ところが、こいつに不具合を発見しました。

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すき間に詰め込んだ土が、
  「素焼き」によって元の粘土と離れてしまっているんです。
最初から土を詰めない方がと言われそうですが、
  楊枝の先が挟まってしまいそうなことへのこだわりを表現したかったのです。
だからこそ「素焼き」後に残るすき間が許せなかったんです。
自分でも気に入らなかったので、
  あきらめようとしていたところ、仲間のアドバイスが…。
すき間を目立たなくする方法です。


てっきり「どべ(ぬた)」を詰め込むかと思いきが、
  「素焼き」が終わっているのでそれは効かないと言います。
「シャモット」を使うと言います。
素焼きした作品の削りかすに、
  陶芸用ボンドを練り合わせるのだそうです。
陶芸用ボンドは仲間が持って来てくれ言います。

好奇心の塊の私には、興味のある面白い試みです。
作品よりそれを試したくてウズウズしていたんです。

(「シャモット」とは、
  耐火煉瓦を粉にしたものだとネットが教えてくれました。)



果たして、持って来てくれました。

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でも、ボンドだけではなく「CMC」と言う陶芸用の糊もでした。

そのこともあり、少しでもすき間を少なくしようと
  家に持ち帰って電動ドリルで加工しました。
それが不運となり、詰めた土の一部が割れ落ちてしまったんです。
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これも接着方法のテストだと、
  余計に好奇心をかきたてました。



先ず、割れた破片の接着です。
これは、「セラムボンド」を使って着けました。

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作業は難しいことはありません。
木工などと同様です。
しかし、中に空気層が残ると割れる可能性があると言います。
テストケースとしてやってみることにしました。



いよいよ「CMC」によるすき間の解消です。
シャモットとの比率は1:1と言います。
お湯を使って練り合わせました。

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竹串の先を使ってすき間に詰め込みましたが、
  自信のほどは全くありません。
何しろ初めてですから…。



じゅうぶん乾燥の時間を待ったら、
  釉掛けするタイミングを逸してしまいました。
他の3個は本焼きに移れますが、
  今日の主役の楊枝立ては次週に持ち越すことにします。
「早く!」とせかす仲間もいましたが、
  あわてると妥協が増え思いがどこかに雲隠れします。
自分の思いの入らない作品をつくるのなら、
  作陶自体をやめる覚悟は持っています。
作品として低次元のものであっても、
  個人的には大満足なのです。


それだけでなく、
  仲間は使い方もメモして持って来てくれました。
このサークルに決めたのを、
  あらためて「正解」と喜んでいます。



ちなみに「どべ」に酢を混ぜておくと強力だそうです。
ネットでは「どべ」200gに酢小さじ1杯の割で、
  密閉容器に保管するとありました。
その都度、面倒くさいと思っていましたので、
  早速実行しようと思いました。






********************************* See you again ! ***************** 🐕 ***


by fukuchan-ckj | 2018-01-12 21:07 | 作陶三昧 | Trackback | Comments(0)
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