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福ちゃんの里山通信

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木更津の里山から発信します。

myシアター②(34) 『半落ち』

久々に「myシアター」を投稿します。


警察の用語に「落ちる」という言葉があります。
「完落ち」とは完全に落ちたと言うことになり、
  「半落ち」は一部自供したと言う意味になります。


この映画のタイトルは『半落ち』、
  いったいどう言う意味なんでしょう。
最初はケゲンな気持ちで観賞し始めました。

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妻に手をかけた警察官(警部)の物語でした。
アルツハイマーを患う妻の首を絞めたんです。

警部は自分の思いを胸の底にしまい込んで、
  判決に服従していくのですが、真実はただの嘱託殺人ではなかったんです。


我が子を白血病で亡くし、
  その思いからドナー登録しある少年を助けます。
少年が思いを新聞に投稿し、
  妻のために秘かに少年のもとに行くのです。
(あくまでも映画、「おきて破り」ですね。)
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患者とドナーは公表されてはいないのですから…。


この警部もそのことは充分承知しており、
  自己主張することなく判決に服従する道を選びました。
心に残ったのは
  梶警部の「あなたは今、誰のために生きているんですか」と言う言葉です。
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子のため妻のため、ドナーの少年のため、
  身を処する覚悟ができていた人の重い言葉ですね。
「命の尊厳」をあらためて考えさせられました。


判決は執行猶予もつかぬものでしたが、
  同情を強く感じました。

エンドロールも感動の中にありました。
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ニクイ演出が護送車の窓から感じ、
  この作品を締めくくってくれました。


命を失うと言うことは、何にもまして悲しいことです。
ましてや、自然の流れを逆らうような、
  悲しい死は理不尽としか言いようがありません。
子や孫を弔うなど、できよう筈がありません。
死は生者の節理であっても悲しいことに違いはありません。
その分人生が楽しかったら、まだつじつまも合うと言うものです。
最期の悲しみを帳消しにするくらい
  人生を楽しいもの・充実したものにしていこうと思います。

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直木賞作家?


最終のデータに原作者を加えたのは、
  面白い内容を知ったからです。
この作品が直木賞にノミネートされ落選したと言うことです。
フィクションである小説の世界なのに…、
  「現実味に欠けている」と言うんです。
判官びいきと言うわけではありませんが、
  なぜか、余計にこの作品に肩入れするようになりました。




************************************ See you again ! *****************

by fukuchan-ckj | 2017-06-29 21:42 | その他 | Trackback | Comments(0)
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