今を生きる…中島芭旺
終焉を整理し始めている老人が、
これから人生を始めようとしている少年の本を読む…。
滑稽で、かつ興味のある現象だとは思いませんか?
「12月にリクエストした本が届いた」と
木更津市立図書館から電話がありました。
テレビ番組『スッキリ』での放映があり即座に予約を入れましたので、
かれこれ一月以上も前のことになりましょうか。
早速、カウンターに声をかけました。
中島芭旺くんの『見てる知ってる考えてる』です。
一気に読み進めました。
金言集のようなスタイルの本だからか…。
書かれている言葉が平易なやさしい言葉だからか…。
それもあるかもしれませんが、
私を掴んで離さぬ「何か」もありました。
これなどもそうでした。
偉大な哲学者の「無知の知」とは違うのかもしれませんが、
私にはそう映りました。
末恐ろしい天才が現れたものです。
もう私にはその行く末を検証することはできませんが、
果たして非凡な人生が待っているのでしょうか…。
それとも平凡な大人になるのでしょうか…。
いずれにせよ、
優しくて理解のある懐の大きな大人になるのではないでしょうか。
この本には具体的には書かれていなかったのですが、
母親の子育てに関心を持ちました。
彼は普通に反発もし、感謝もしています。
ごく普通の子に見えるんです。
母も2度の離婚、生活自体も彼と一緒じゃなかった時期もあったと言います。
これまたごく普通の母親に見えるんです。
なのに「芭旺くん」が育ったのは…。
気になったのはところどころにある青いページです。
直筆だったり絵だったりと本にはアクセントとなり効果を表していると思います。
しかし「はしがき」として巻頭に書かれた言葉が
どうにものどに刺さって取れません。
「小さいからだの哲学者」
これがなかったらもっとすんなりこの本を読み終えたでしょう。
「子供の書くことだから…」とすればいいのでしょうが、
「子供の書くことだから…」これだけメディアでもてはやされています。
前者でとらえるなら本の内容も読み流せばいいし、
後者でとらえるならこの文はないほうがいいように感じるんです。
この刺さった棘がすんなり諸手を挙げて評価することにためらいを感じさせました。
次の予約もあるようなので、
早速ブックポストに投げ込もうと思います。
これから人生を始めようとしている少年の本を読む…。
滑稽で、かつ興味のある現象だとは思いませんか?
「12月にリクエストした本が届いた」と
木更津市立図書館から電話がありました。
テレビ番組『スッキリ』での放映があり即座に予約を入れましたので、
かれこれ一月以上も前のことになりましょうか。
早速、カウンターに声をかけました。
一気に読み進めました。
金言集のようなスタイルの本だからか…。
書かれている言葉が平易なやさしい言葉だからか…。
それもあるかもしれませんが、
私を掴んで離さぬ「何か」もありました。
これなどもそうでした。
私にはそう映りました。
末恐ろしい天才が現れたものです。
もう私にはその行く末を検証することはできませんが、
果たして非凡な人生が待っているのでしょうか…。
それとも平凡な大人になるのでしょうか…。
いずれにせよ、
優しくて理解のある懐の大きな大人になるのではないでしょうか。
この本には具体的には書かれていなかったのですが、
母親の子育てに関心を持ちました。
彼は普通に反発もし、感謝もしています。
ごく普通の子に見えるんです。
母も2度の離婚、生活自体も彼と一緒じゃなかった時期もあったと言います。
これまたごく普通の母親に見えるんです。
なのに「芭旺くん」が育ったのは…。
気になったのはところどころにある青いページです。
直筆だったり絵だったりと本にはアクセントとなり効果を表していると思います。
しかし「はしがき」として巻頭に書かれた言葉が
どうにものどに刺さって取れません。
「小さいからだの哲学者」
これがなかったらもっとすんなりこの本を読み終えたでしょう。
「子供の書くことだから…」とすればいいのでしょうが、
「子供の書くことだから…」これだけメディアでもてはやされています。
前者でとらえるなら本の内容も読み流せばいいし、
後者でとらえるならこの文はないほうがいいように感じるんです。
この刺さった棘がすんなり諸手を挙げて評価することにためらいを感じさせました。
次の予約もあるようなので、
早速ブックポストに投げ込もうと思います。
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by fukuchan-ckj
| 2017-01-30 12:08
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