半世紀前にタイムスリップ
公民館のチラシを見て懐かしさがこみあげてきました。
「遅刻しても大丈夫」と言う図書館職員の言葉をいただき、
三舟山の午後ながら、こちらにも申し込みました。
『点字教室』です。
私が「点字」など不思議に思われるかもしれませんが、
以前かじったことがあるんですよ。
やはり市立図書館で行なわれた『点字教室』でした。
以前の建物は一小の近くにあり、木造の図書館でした。
高校時代はよく自習室として使わせていただいていました。
達磨ストーブが燃え、冬には熱いくらいの時もあり、
ちょっと離れた別室も利用しました。
そこで『点字教室』があったのです。
従妹も図書館を利用しており、講習も一緒だったかもしれません。
(女子高の彼女もよく利用していたため自習室となったかもしれません。)
こみあげてきた懐かしさをご理解いただけますか?
三舟山を歩き終わって参加したときは、開会行事は終わり、
点訳の基礎説明が始まっていました。
以前の学習経験もあり、遅延することなく合流できました。
老婆心ながら付記しておきますと、
点字は6つの点を単位とした組み合わせでできています。
盲人はその出っ張り方を指で触って読んでいきます。
(パソコンの基礎学習・8ビットと似ているような…脱線でした。)
特殊な約束事はありますが、点字の仕組みはローマ字と同じです。
基本のアイウエオを覚えたら、か行の記号、さ行の記号だけを覚えれは、
自然とカキクケコやサシスセソがマスターできます。
以下、同様に打ち込んでいきます。
(基礎の部分は何とか思い出すことができました。)
ところがいけません。
ここでも老眼が災いをします。
6つの点が探り探りなんです。
隣に移ろうとすると、とこか迷います。
疲れてくると網膜に霞がかかります。
どうも、ボランティアの仲間入りはできそうにありません。
気が付いたとき、男性は私だけだと知りました。
(もうとっくに男はやめておりますが…。)
苦言もちょっと…。
講習は一応基礎の部分を終わらせました。
しかし、予定された内容に縛られ、少しマキが入っていたように感じました。
たった一日では難しいと思います。
ノルマの半分だっていいので、
参加者の中に残る学習を進められたらと思いました。
(生意気な意見ですね。失礼!)
道具も展示してくれてありました。
その昔から変わらぬこの道具…。
それが、タイプライターも出されました。
(私がかじり始めたころにも、噂では聞いていました。)
今はコンピュータソフトも出ているようです。
これなら便利ですよね。
増刷も簡単でしょうし、もちろん誤字の訂正も簡単です。
間違いがあったという跡形すら消し去ってしまうでしょう。
今さらながら、時代は進化しているんですね。
環境も変わっていきます。
いたるところに点字表記が見られるようになりました。
点字ブロックも当たり前の世になかになりました。
今や障害は、健常者と言われた私たちの心の中にあるように感じます。
ボランティアの地道な営みも、
雪解けのようにハザードを溶かしているに違いありません。
懐かしさで参加した『点字教室』で、思わぬ再会がありました。
達磨ストーブの図書館で点訳を学んでいたころ、
従妹と出向いたことのある、マッサージ院を営む佐久間氏です。
血筋のよしみで点訳を指導してもらったことがあるんです。
点字本を読む見本を示してくださったのですが、
私たちが普通に読書をするスピードより速いようにも感じました。
私にはできなくなったけれど、
スピードには追いつかぬまでも誰かが手助けをしてさしあげるべきだと思います。
『きさらづ点訳の会』の活動には感謝します。
会は月に2回、第一と第三土曜日に集まっているようです。
興味をお持ちの方は、ぜひにも手を貸してあげてください。
連絡は図書館へ…。
Tel 0438-22-3190
世紀超えてもこの灯は消してほしくないと活躍を祈念しております。
何もできない私ですが、エールだけは惜しみません。
機会をっ作ってくださっている図書館にも感謝します。
「遅刻しても大丈夫」と言う図書館職員の言葉をいただき、
三舟山の午後ながら、こちらにも申し込みました。
『点字教室』です。
石川倉治氏(1859~1944)市原市出身
私が「点字」など不思議に思われるかもしれませんが、
以前かじったことがあるんですよ。
やはり市立図書館で行なわれた『点字教室』でした。
以前の建物は一小の近くにあり、木造の図書館でした。
高校時代はよく自習室として使わせていただいていました。
達磨ストーブが燃え、冬には熱いくらいの時もあり、
ちょっと離れた別室も利用しました。
そこで『点字教室』があったのです。
従妹も図書館を利用しており、講習も一緒だったかもしれません。
(女子高の彼女もよく利用していたため自習室となったかもしれません。)
こみあげてきた懐かしさをご理解いただけますか?
三舟山を歩き終わって参加したときは、開会行事は終わり、
点訳の基礎説明が始まっていました。
(凹面・書く側からの視点です。)
以前の学習経験もあり、遅延することなく合流できました。
老婆心ながら付記しておきますと、
点字は6つの点を単位とした組み合わせでできています。
盲人はその出っ張り方を指で触って読んでいきます。
(パソコンの基礎学習・8ビットと似ているような…脱線でした。)
特殊な約束事はありますが、点字の仕組みはローマ字と同じです。
基本のアイウエオを覚えたら、か行の記号、さ行の記号だけを覚えれは、
自然とカキクケコやサシスセソがマスターできます。
(基礎の部分は何とか思い出すことができました。)
ところがいけません。
ここでも老眼が災いをします。
6つの点が探り探りなんです。
隣に移ろうとすると、とこか迷います。
疲れてくると網膜に霞がかかります。
どうも、ボランティアの仲間入りはできそうにありません。
気が付いたとき、男性は私だけだと知りました。
苦言もちょっと…。
講習は一応基礎の部分を終わらせました。
しかし、予定された内容に縛られ、少しマキが入っていたように感じました。
たった一日では難しいと思います。
ノルマの半分だっていいので、
参加者の中に残る学習を進められたらと思いました。
(生意気な意見ですね。失礼!)
道具も展示してくれてありました。
それが、タイプライターも出されました。
今はコンピュータソフトも出ているようです。
増刷も簡単でしょうし、もちろん誤字の訂正も簡単です。
間違いがあったという跡形すら消し去ってしまうでしょう。
環境も変わっていきます。
いたるところに点字表記が見られるようになりました。
今や障害は、健常者と言われた私たちの心の中にあるように感じます。
ボランティアの地道な営みも、
雪解けのようにハザードを溶かしているに違いありません。
懐かしさで参加した『点字教室』で、思わぬ再会がありました。
達磨ストーブの図書館で点訳を学んでいたころ、
従妹と出向いたことのある、マッサージ院を営む佐久間氏です。
血筋のよしみで点訳を指導してもらったことがあるんです。
点字本を読む見本を示してくださったのですが、
私たちが普通に読書をするスピードより速いようにも感じました。
スピードには追いつかぬまでも誰かが手助けをしてさしあげるべきだと思います。
『きさらづ点訳の会』の活動には感謝します。
会は月に2回、第一と第三土曜日に集まっているようです。
興味をお持ちの方は、ぜひにも手を貸してあげてください。
連絡は図書館へ…。
Tel 0438-22-3190
世紀超えてもこの灯は消してほしくないと活躍を祈念しております。
何もできない私ですが、エールだけは惜しみません。
機会をっ作ってくださっている図書館にも感謝します。
************************************ See you again ! *****************
by fukuchan-ckj
| 2016-07-24 22:34
| 木更津情報
|
Trackback
|
Comments(0)