myシアター(17) 『強行帰国~忘れ去られた花嫁たち~』
映画もドラマも、フィクションとドキュメンタリーの間で描かれます。
史実や時代考証を大切にしながら、
その中に作者の意図を加える言わばNHKの大河ドラマのような作品と、
作者の自由な空想や未来への想定を意識しながら、
自由に描く言わば『鉄腕アトム』的な作品があります。
今日の作品は、ドキュメンタリーとも枠組みできそうですが、
ドラマ仕立ての部分も織り交ぜられて制作されていました。
現に、テレビニュースで成田空港の報道も見ていました。
(まさか、企てた中心人物が別にいたとは…。)
戦争は、いつでも何処でも冷たく無慈悲なものですよね。
それを知っていながら今だになくなりません。
人間は如何に愚かな動物かを証明しています。
不幸をず~っと引きずることは承知で、
何度も、あやまちを犯してしまいます。
「残留孤児」と言う言葉は耳にしましたよね。
では「残留婦人」と言う言葉は…?
私には新鮮な言葉でした。
しかも、13歳で線引きされることも…。
「大陸の花嫁」はどうでしょう。
軍事下の日本が犯し、今に遺した「負の遺産」です。
満州国にユートピアを描くのも国策でしょうか?
「拓努省」などがあったのもその一つだろうと思います。
国に踊らされていたのも事実ですが、
どんな事態が来ようとも自分で判断したいですよね。
自分で判断できる子や孫を育てたいと思っています。
やはりドキュメンタリーとして観ていたんでしょうか…。
しかし、なかなか毅然とした主張はできません。
マスコミに「国に反する意見は言えなかった」と脱北者が告白していました。
言えば逮捕され、場合によれば抹殺されると言います。
戦前の日本もそうでしたよね。
それでも自分で判断し行動するのは、なかなか勇気がいります。
あくまでも本人の意志が第一ですが、
自分の意志が何かのベールで隠されているとしたら…。
もうそうなると、被害者であり「負の遺産」を遺すしかありません。
それでもやっぱり自分の意思で生きたい。
嘘つきだ!
アイツは信用できない!
腹の中が解らない!
そうののしられたくありません。
それにしても、国広忠氏には感動させられます。
あすこまで綿密に画策できる人はいません。
自分が表舞台に立たず、育てることに徹する人もいません。
竹越リエ氏もすごいと思います。
安定した生活があるのに、あの勇気ある行動には頭が下がります。
(こんな人たちが時代を変えていくんでしょうね。)
史実や時代考証を大切にしながら、
その中に作者の意図を加える言わばNHKの大河ドラマのような作品と、
作者の自由な空想や未来への想定を意識しながら、
自由に描く言わば『鉄腕アトム』的な作品があります。
今日の作品は、ドキュメンタリーとも枠組みできそうですが、
ドラマ仕立ての部分も織り交ぜられて制作されていました。
現に、テレビニュースで成田空港の報道も見ていました。
(まさか、企てた中心人物が別にいたとは…。)
戦争は、いつでも何処でも冷たく無慈悲なものですよね。
それを知っていながら今だになくなりません。
人間は如何に愚かな動物かを証明しています。
不幸をず~っと引きずることは承知で、
何度も、あやまちを犯してしまいます。
「残留孤児」と言う言葉は耳にしましたよね。
では「残留婦人」と言う言葉は…?
私には新鮮な言葉でした。
しかも、13歳で線引きされることも…。
「大陸の花嫁」はどうでしょう。
軍事下の日本が犯し、今に遺した「負の遺産」です。
満州国にユートピアを描くのも国策でしょうか?
「拓努省」などがあったのもその一つだろうと思います。
国に踊らされていたのも事実ですが、
どんな事態が来ようとも自分で判断したいですよね。
自分で判断できる子や孫を育てたいと思っています。
やはりドキュメンタリーとして観ていたんでしょうか…。
しかし、なかなか毅然とした主張はできません。
マスコミに「国に反する意見は言えなかった」と脱北者が告白していました。
言えば逮捕され、場合によれば抹殺されると言います。
戦前の日本もそうでしたよね。
それでも自分で判断し行動するのは、なかなか勇気がいります。
あくまでも本人の意志が第一ですが、
自分の意志が何かのベールで隠されているとしたら…。
もうそうなると、被害者であり「負の遺産」を遺すしかありません。
それでもやっぱり自分の意思で生きたい。
嘘つきだ!
アイツは信用できない!
腹の中が解らない!
そうののしられたくありません。
それにしても、国広忠氏には感動させられます。
あすこまで綿密に画策できる人はいません。
自分が表舞台に立たず、育てることに徹する人もいません。
竹越リエ氏もすごいと思います。
安定した生活があるのに、あの勇気ある行動には頭が下がります。
(こんな人たちが時代を変えていくんでしょうね。)
************************************ See you again ! *****************
by fukuchan-ckj
| 2016-05-23 19:31
| その他
|
Trackback
|
Comments(0)