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福ちゃんの里山通信

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木更津の里山から発信します。

私のこころ歌(51) 『紅とんぼ』

どうしてもこの歌を取り上げなくてはならなくなりました。


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  今日でおしまい 店仕舞い
  五年ありがとう 楽しかったわ
  いろいろお世話になりました 
  しんみりしないでよ ケンさん
  新宿駅裏 紅とんぼ
  想いだしてね 時々は



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ちあきなおみの楽曲です。
閉店をテーマにした曲なので、
  図々しい私でもなかなかカラオケに予約を入れられませんでした。


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  いいのいいから ツケは帳消し
  貢ぐ相手も いないもの
  だけどみなさん 飽きもしないで
  よくよく通ってくれました
  歌ってよ騒いでよ しんちゃん
  新宿駅裏 紅とんぼ
  思い出してね 時々は

  だから本当よ 国へ帰るの
  だれももらっちゃ くれないし
  みんなありがとう うれしかったわ
  あふれてきちゃった思い出が
  笑って泣かないで チーちゃん
  新宿駅裏 紅とんぼ
  思い出してね 時々は



女将目線からのこの歌詞は、
  今回ほど胸をえぐることはありません。

なぜなら、なじみのお店が「止める」と言うのです。
2年前、ブログに紹介したことがあります。
     なじみのお店『お任せで呑める店』は こちら

「店を閉める」という噂を聞いて、
  「それでは…」と雁首を揃えたのがリピータの3人です。


3人が暖簾をくぐると、
  いつものような笑顔が迎え入れてくれます。
(笑顔はお店のセールスポイント…ママの自称です。)


ここのママは三沢あけみに似た、とてもステキな声だと以前にも書きましたが、
  ママも三沢あけみも、もちろん私も等しく年輪を重ねます。
でも、思い出だけはどうしてこうも鮮明なのでしょう?
以前アップした内容は重複を避けますが、
  数々の思い出が蘇ります。


カウンターに100円玉を置き、その数だけ唄って帰る老人…。
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唄うことが大好きだたっんですね。

通りすぎていった何人かの店員…。
今いる子は、何と同級生でした。
(年齢はハッキリわかりますが、彼女も女性、止めておきます。)

壁に飾られた折々の作品…。
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切り絵や貼り絵の作者は、以前にも面識のある方でした。
(世の中は奇遇なものですね。)

トイレに掲示された壁掛けも様々でした。
しばし、足を止めたこともありました。
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今はこの言葉が心をひきます。

何度か宴会でも使わせて頂きました。
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安心して使えるお店でした。
4千円、飲み放題・唄い放題のわがままを聞いてくれました。

ボーリング大会などにも出させて頂きました。
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その後はお店に帰り、決まって宴会です。
賞品・景品も提供されました。


なぜか淋しくなるのは、涙もろくなった歳のせいでしょうか?
『紅とんぼ』には、ケンさん、しんさん、チーちゃんは登場してくるんですが、
  今日はどうしても「福ちゃん」と唄って欲しい、そんな心境です。


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♪ 想い出してね…時々は…
by fukuchan-ckj | 2015-12-13 23:46 | Cook & Taste | Trackback | Comments(0)

by 福ちゃん