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福ちゃんの里山通信

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木更津の里山から発信します。

私のこころ歌(2) 『古城』

この歌は「私のこころ歌」(1)に書いた『荒城の月』と
  あまりにもピッタリと重なります。
全く同じ思いと言ってもいいのです。
事実、挿入歌として『荒城の月』も歌われています。


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  松風さわぐ丘の上
  古城よ独り何偲ぶ
  栄華の夢を胸に追い
  ああ 仰げば侘びし天守閣

  崩れしままの石垣に
  哀れをさそう病葉や
  矢弾のあとのここかしこ
  ああ 往古を語る大手門


私のこころ歌(2) 『古城』_b0275715_1482570.jpg


          060.gif
  甍は青く苔むして
  古城よ独り何偲ぶ
  たたずみおれば身にしみて
  ああ 空行く雁の声悲し



詞をあらためて読むと、
  同じ曲想だと強い確信がもてます。
この歌の作詞者・高橋氏も、『荒城の月』の晩翠氏も、
  同じ風景を描いているような気がしてくるんです。

ブログに「思い思いの自分の城」を描けばいいと解説した人もいます。
とすれば請西の林の殿様の陣屋でも…。
私のこころ歌(2) 『古城』_b0275715_1428436.jpg
(まだ、土塁だけは現存しています。)


三橋三智也氏の顔も浮かんできます。
市原のどこかで「猿に似てる」と言われ、
  「二度と行かない」と言ったとか…。
いい声を届けてくれていたのに…。
心ない一言は、どれだけ人を傷つけるか…。
しかし、それだけではなく、
  「市原の人がこう言った」「千葉県の人が…」と
    他の人にまで被害は及ぶのです。


「雁」もそんな私たちを見つめながら飛んで行きます…。
by fukuchan-ckj | 2015-02-09 14:34 | その他 | Trackback | Comments(0)

by 福ちゃん