服薬のタイミング
通院した私は、
当たり前のように「調剤薬局」に足を運びました。
それぞれの専門家による「医薬分業」が日本の医療の仕組みだとすると、
素人目には「医師」の言うなりに「薬剤師」が調剤しているようにしか…。
「調剤薬局」の是非は何ともはっきりは判定できません。
私の好奇心は
ふと単純なことにスポットを当てました。
薬を服用するタイミングのことです。
判っているつもりなのですが、
専門家にハッキリ聞いてみることにしました。
もちろん薬剤師です。
躊躇なくこたえてくれました。
(以下はネットでの内容も含まれています。)
「食前」とは、食事の前という意味。
吐き気を止める薬は、
その使用目的からいっても食前の服用は当然です。
食事の前には胃の中は空っぽなので、
薬が速く吸収され、効き目も速く現れます。
「食後」とは、食事の後。
胃の粘膜を荒らしてしまうような薬は、
食べ物と混じり合って胃に対する刺激が弱められます。
その他、消化酵素などは、
食べた物の消化を助けることが目的ですので食後に飲みます。
空腹の時に飲むと逆に胸焼けなどを起こすことがあるので注意が必要です。
食後に薬を飲むもう一つの大事な目的は、
薬の飲み忘れを防止することです。
このような場合にはめやすの30分後を待たなくても、
直後に飲むこともできます
「食間」とは、食事と食事の間(例えば朝食と昼食の間)に薬を飲むことです。
食後約2時間ぐらいが目安です。
決して食事の最中に飲むことではありません。
食事の最中はわざわざ「食中」と表現されます。
判っていることでも、確かめておいた方がいいに決まっています。
勘違いして理解していることもありますから…。
(それにしても、あまりにも単純なことでしたね。)
母が常に言ってたっけ…。
「聞くは一時の恥、知らざるは末代の恥」と…。
(大げさ過ぎますね。)
by fukuchan-ckj
| 2014-11-07 23:53
| Medical check
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