秋…そして、冬
たった2輪
新しく伸びた枝に咲いたバラは
今日の雨に打ち落とされていました。
夏を惜しむかのように
時に抗うかのように
鳴いていたミンミンゼミも
今日の雨は声を忍ばせます。
蝉時雨の頃のように
エネルギッシュではなかったけれど
俺の天下と
たった独りで鳴いていました。
夏も終わって
あたりは次第に秋色に塗り替えられます。
容赦もなく
きまじめなほどに
時は流れます。
また訪れる年にも
蝉が鳴き、
バラが咲くでしょう。
きっと
同じように
ためらいもなく
by fukuchan-ckj
| 2014-09-07 15:59
| myガーデン
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