日本のうた(20) 『夏の思い出』
友人が泊を伴う尾瀬の旅に誘ってくれました。
後ろ髪引かれつつ辞退しました。
山小屋に泊まることの「痛み」を人一番抱えています。
…
何を隠そう
「いびき」なんです。
親譲りの豪快ないびきをかきます。
地を揺らすほどの…。
(オーバーですね。いえ、実際そうかも…。)
それはそれでいいのですが、
山小屋は相部屋がほとんど…。
自分のいびきが安眠を妨げることに耐えられないのです。
職場の旅行での朝、
しらけた空気がよどんでいるのを感じました。
泊を伴う研修会では
ワゴン車に布団を積み込んで参加したことがあります。
友人の別の誘いでは、
二部屋を予約してもらいました。
それでも尾瀬には夜も過ごしてみたいんです。
尾瀬の誘惑はいつも心につかえています。
私の尾瀬はこんな思い出を含んでいます。
夏がくれば思い出す
はるかな尾瀬 遠い空
霧のなかにうかびくる
やさしい影 野の小径
水芭蕉の花が咲いている
夢見て咲いている水のほとり
石楠花色にたそがれる
はるかな尾瀬 遠い空
夏がくれば思い出す
はるかな尾瀬 野の旅よ
花のなかにそよそよと
ゆれゆれる浮き島よ
水芭蕉の花が匂っている
夢みて匂っている水のほとり
まなこつぶればなつかしい
はるかな尾瀬 遠い空
ある時、ミズバショウに関する誤った知識を
人に植えつけたことがあります。
これも私の尾瀬に関する思い出です。
(なんだか尾瀬は負の思い出ばかりですね。)
負の思い出と言えば…。
高校時代でした。
駅前の本屋で、隣の高校生に聞かれました。
もちろん女子高生ですよ。
「太宰治」は何と読むかと…。
恥ずかしながら
「ダイカンジじゃねぇ」と適当な返事をしてしまいました。
少なくとも当時の私は「文学部」に所属していたんです。
今でも赤面の思い出です。
(千載一遇のチャンスだったろうに…。)
(関係のない話題でしたね。)
眼をつむって思い出すこの歌は
こんな思い出ばかり…。
それでも私にはあこがれの地なんです。
そうそう、
てっきりミズバショウは夏の花に属するとばかり思っていました。
私がよりどころとするサイトに、
「夏にも見られる」と言う記載がありました。
「ムムム?」
当然私の疑問符は鎌首を持ち上げました。
調べた結果…
普通は4~5月、
高地の尾瀬だから夏だとわかりました。
負の思い出ばかりでなく、
負の知識も充満する私であることを、
この歳で知らされました。
「改めることに悔い無し」と開き直り、
「いつかキット」と羨望をふくらめながら、
この唄と「うつつ」を生きようと思います。
後ろ髪引かれつつ辞退しました。
山小屋に泊まることの「痛み」を人一番抱えています。
…
何を隠そう
「いびき」なんです。
親譲りの豪快ないびきをかきます。
地を揺らすほどの…。
(オーバーですね。いえ、実際そうかも…。)
それはそれでいいのですが、
山小屋は相部屋がほとんど…。
自分のいびきが安眠を妨げることに耐えられないのです。
職場の旅行での朝、
しらけた空気がよどんでいるのを感じました。
泊を伴う研修会では
ワゴン車に布団を積み込んで参加したことがあります。
友人の別の誘いでは、
二部屋を予約してもらいました。
それでも尾瀬には夜も過ごしてみたいんです。
ウィキペディアより画像拝借
通過するだけの旅なら1度だけですが行ったことがあります。尾瀬の誘惑はいつも心につかえています。
私の尾瀬はこんな思い出を含んでいます。
夏がくれば思い出す
はるかな尾瀬 遠い空
霧のなかにうかびくる
やさしい影 野の小径
水芭蕉の花が咲いている
夢見て咲いている水のほとり
石楠花色にたそがれる
はるかな尾瀬 遠い空
夏がくれば思い出す
はるかな尾瀬 野の旅よ
花のなかにそよそよと
ゆれゆれる浮き島よ
水芭蕉の花が匂っている
夢みて匂っている水のほとり
まなこつぶればなつかしい
はるかな尾瀬 遠い空
ウィキペディアより画像拝借
ある時、ミズバショウに関する誤った知識を
人に植えつけたことがあります。
これも私の尾瀬に関する思い出です。
(なんだか尾瀬は負の思い出ばかりですね。)
負の思い出と言えば…。
高校時代でした。
駅前の本屋で、隣の高校生に聞かれました。
もちろん女子高生ですよ。
「太宰治」は何と読むかと…。
恥ずかしながら
「ダイカンジじゃねぇ」と適当な返事をしてしまいました。
少なくとも当時の私は「文学部」に所属していたんです。
今でも赤面の思い出です。
(千載一遇のチャンスだったろうに…。)
(関係のない話題でしたね。)
眼をつむって思い出すこの歌は
こんな思い出ばかり…。
それでも私にはあこがれの地なんです。
片品村観光協会公式ブログより画像拝借
そうそう、
てっきりミズバショウは夏の花に属するとばかり思っていました。
私がよりどころとするサイトに、
「夏にも見られる」と言う記載がありました。
「ムムム?」
当然私の疑問符は鎌首を持ち上げました。
調べた結果…
普通は4~5月、
高地の尾瀬だから夏だとわかりました。
負の思い出ばかりでなく、
負の知識も充満する私であることを、
この歳で知らされました。
「改めることに悔い無し」と開き直り、
「いつかキット」と羨望をふくらめながら、
この唄と「うつつ」を生きようと思います。
by fukuchan-ckj
| 2014-06-06 15:21
| 小旅行(県外)
|
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Comments(2)
Commented
by
rinntohime at 2014-06-07 10:44
fukuchan-ckjさん
尾瀬に行ったんだ。と思いきや、行かれなかったんですね。
私も尾瀬は大好きで、若かりし時に何度か訪れました。
草紅葉の美しかった頃です。昔の「体育の日」のお休みにです。
今も行きたい気持ちは一杯ですが、どうも自信がありません。
ひうちヶ岳、至仏山、にも登りました。水がおいしかったです。
今は歌でガマンですかね。「尾瀬に死す」という本を読み感動したのを覚えています。
いつも楽しい話題を、ありがとうございます。
尾瀬に行ったんだ。と思いきや、行かれなかったんですね。
私も尾瀬は大好きで、若かりし時に何度か訪れました。
草紅葉の美しかった頃です。昔の「体育の日」のお休みにです。
今も行きたい気持ちは一杯ですが、どうも自信がありません。
ひうちヶ岳、至仏山、にも登りました。水がおいしかったです。
今は歌でガマンですかね。「尾瀬に死す」という本を読み感動したのを覚えています。
いつも楽しい話題を、ありがとうございます。
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by
fukuchan-ckj at 2014-06-07 12:06
rinntohimeさんへ
私の妄想はどんなところにでも連れてってくれるんですよ。
トラベラーチェックもツアーコンダクターもいらないんです。
しかも、格安、無料招待なんです。
rinntohimeさんは複数回のリピータだとか…。
うらやましい限り…。
私の尾瀬は山肌を上る、三平峠越えでした。
rinntohimeさんも体験されたように、
私も途中に湧き出る聖水に癒されたことを思い出します。
残雪をざくざくと沼に向かいました。
もっともっと見ておきたかったな…。
やはり「はるかな尾瀬遠い空」のままが
一番美しいのかも知れません。
今は遠い遠い過去です。
でも気持ちだけは「いつかキット」なんですよ…。
私の妄想はどんなところにでも連れてってくれるんですよ。
トラベラーチェックもツアーコンダクターもいらないんです。
しかも、格安、無料招待なんです。
rinntohimeさんは複数回のリピータだとか…。
うらやましい限り…。
私の尾瀬は山肌を上る、三平峠越えでした。
rinntohimeさんも体験されたように、
私も途中に湧き出る聖水に癒されたことを思い出します。
残雪をざくざくと沼に向かいました。
もっともっと見ておきたかったな…。
やはり「はるかな尾瀬遠い空」のままが
一番美しいのかも知れません。
今は遠い遠い過去です。
でも気持ちだけは「いつかキット」なんですよ…。