布ぞうり作り
隠居の土間で草鞋(わらじ)を作ったのを思い出します。
半世紀以上も前の、混沌とした思い出です。
当時は趣味などの世界でなく、
日常的に使っていた生活用品としての履物です。
形状から言って、正しくは草履(ぞうり)・わら草履と呼んだ方がよさそうです。
鼻緒のついた、下駄のような形です。
草鞋(わらじ)は、旅など長距離を歩く履物で、
足にシッカリと密着させる工夫があります。
仁王門などに下げられているあれを想像すれば理解しやすいですね。
言い直せば、土間で作ったのはわら草履なんですね。
大きく表現すれば、履物の1種で、
足の指を使った日本や韓国特有のものということになります。
ちなみに前知識として、ネットでもリサーチしてみました。
何と、ウィキペディアには無数の種類が挙げられていました。
知っているものから、聞いたことのないものまで、
こんなにも…、あるものですね。
(特殊な雪国のカンジキやスパイク状の磯釣用の靴なども入るんでしょうね。)
今日は桜井公民館で『布ぞうり作り』の体験があると言うので出かけてみました。
主催事業『ecoな暮らし講座』の一コマです。
(ちなみに前回は「廃油石鹸作り」、次回は「竹のペーパーナイフ作り」だそうです。)
『布ぞうり作り』の講師は、沼田静代氏と大鹿幸恵氏がつとめてくれました。
用具は博物館『金のすず』で借用したものでした。
担当者の計らいでしょうか、芯になる紐は用意してありました。
前回に各自が用意するものの指示はあったようです。
古い布、鼻緒用布、はさみ、かぎ針(紐通し)、定規、洗濯ばさみ
ここで、改めて作り方をアップしようというのではありません。
作り方には様々な工夫もあり、簡易な方法も考えられているようです。
(知りたい方はネットでリサーチしてみてください。)
ちょっと気がかりなことも生まれました。
「右縄」「左縄」の違いです。
用意してくれたのは「左縄」、市販の紐も様々な物が出回っています。
違いを理解しての販売ではなさそうです。
知っていたつもりですが、ネットには???
ソナーが大きく振れていますので、あらためてリサーチしてみることにします。
神仏やぞうりには「左縄」が使われるという講師の言葉から生まれた関心事です。
履物もそうかと、新しい知識が増えました。
(そのうち、きっと…。)
参加者はお母さんが主体のようです。
子供を同伴して、子育て真っ最中のお母さんもいます。
昔ながらの廃品活用(リサイクル)を伝えていきたいと言う担当者の思いは、
きっとこの子どもたちには伝わっていくのではないでしょうか。
たんに傍らで遊んでいるだけですが、
昔から「後姿が教育する」と言われています…。
素人ながら難しいポイントは4か所ありそうに思いました。
①つま先の作り方
②鼻緒の編み込みかた
③カカトの処理の仕方
④前緒のつけ方
最初は人数も少なく、マンツーマン状態で講師も手取り足取り丁寧な説明です。
頭の中で理解してみても、指先までは理解してくれず、
悪戦苦闘・四苦八苦のお母さんもおられたようです。
初心者は、左右の草履を同じペースで作るようにと指示がありました。
気にせず片足ずつ進め、柄がアンバランスになってしまった方も、
支持どおり柄もそろえ丁寧に作り上げた方もありました。
廃品ながら、布の柔らかさが伝わってきます。
講師が型紙を用意してくれましたが、
大きさは自分の足が一番いいのかも…。
でも、誰の草履、何センチの草履を作るかで違いますね。
(やはり自分の足が…。)
前緒をつけるため、用意するもののリストの中に、
鍵針はあったのですが…。
講師はこんな工夫を見せてくれました。
竹を削って作った「紐通し」です。
割れた部分に布を挟み、尖った方をぞうりに刺し込みます。
シンプルですが、とても便利な道具だと感心しました。
自分もあの土間を思い出し、
布の草履を作ってみたくなりました。
快くOKしてくださったウォッチングでしたが、
担当者の準備はカメラをぶら下げて歩き回るデバガメと違い、
細かな労苦を感じ、感謝をしています。
甘えついでに10月も覗かせてもらおうかとも考えています。
館長が講師の、竹細工だとか…。
半世紀以上も前の、混沌とした思い出です。
当時は趣味などの世界でなく、
日常的に使っていた生活用品としての履物です。
形状から言って、正しくは草履(ぞうり)・わら草履と呼んだ方がよさそうです。
『ヤフーショッピング』の画像拝借
鼻緒のついた、下駄のような形です。
草鞋(わらじ)は、旅など長距離を歩く履物で、
足にシッカリと密着させる工夫があります。
言い直せば、土間で作ったのはわら草履なんですね。
大きく表現すれば、履物の1種で、
足の指を使った日本や韓国特有のものということになります。
ちなみに前知識として、ネットでもリサーチしてみました。
何と、ウィキペディアには無数の種類が挙げられていました。
こんなにも…、あるものですね。
(特殊な雪国のカンジキやスパイク状の磯釣用の靴なども入るんでしょうね。)
今日は桜井公民館で『布ぞうり作り』の体験があると言うので出かけてみました。
主催事業『ecoな暮らし講座』の一コマです。
(ちなみに前回は「廃油石鹸作り」、次回は「竹のペーパーナイフ作り」だそうです。)
『布ぞうり作り』の講師は、沼田静代氏と大鹿幸恵氏がつとめてくれました。
前回に各自が用意するものの指示はあったようです。
古い布、鼻緒用布、はさみ、かぎ針(紐通し)、定規、洗濯ばさみ
ここで、改めて作り方をアップしようというのではありません。
作り方には様々な工夫もあり、簡易な方法も考えられているようです。
(知りたい方はネットでリサーチしてみてください。)
ちょっと気がかりなことも生まれました。
「右縄」「左縄」の違いです。
用意してくれたのは「左縄」、市販の紐も様々な物が出回っています。
違いを理解しての販売ではなさそうです。
以前のアップに自信が???
知っていたつもりですが、ネットには???
ソナーが大きく振れていますので、あらためてリサーチしてみることにします。
神仏やぞうりには「左縄」が使われるという講師の言葉から生まれた関心事です。
履物もそうかと、新しい知識が増えました。
(そのうち、きっと…。)
参加者はお母さんが主体のようです。
子供を同伴して、子育て真っ最中のお母さんもいます。
きっとこの子どもたちには伝わっていくのではないでしょうか。
たんに傍らで遊んでいるだけですが、
昔から「後姿が教育する」と言われています…。
素人ながら難しいポイントは4か所ありそうに思いました。
①つま先の作り方
②鼻緒の編み込みかた
③カカトの処理の仕方
④前緒のつけ方
最初は人数も少なく、マンツーマン状態で講師も手取り足取り丁寧な説明です。
悪戦苦闘・四苦八苦のお母さんもおられたようです。
気にせず片足ずつ進め、柄がアンバランスになってしまった方も、
支持どおり柄もそろえ丁寧に作り上げた方もありました。
講師が型紙を用意してくれましたが、
大きさは自分の足が一番いいのかも…。
(やはり自分の足が…。)
前緒をつけるため、用意するもののリストの中に、
鍵針はあったのですが…。
講師はこんな工夫を見せてくれました。
割れた部分に布を挟み、尖った方をぞうりに刺し込みます。
シンプルですが、とても便利な道具だと感心しました。
自分もあの土間を思い出し、
布の草履を作ってみたくなりました。
快くOKしてくださったウォッチングでしたが、
担当者の準備はカメラをぶら下げて歩き回るデバガメと違い、
細かな労苦を感じ、感謝をしています。
甘えついでに10月も覗かせてもらおうかとも考えています。
************************************ See you again ! *****************
by fukuchan-ckj
| 2017-09-13 22:22
| 木更津情報
|
Trackback
|
Comments(0)